令和6年度ツル越冬地利用調整について

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期間中は入域料のお支払いと指定ルートの通行をお願いします。まずはツル観察センターへお越しください。

実施期間

期間 令和6年11月1日(金)~令和7年3月9日(日)
時間 6:30~16:30

※11月2日(土)、11月30日(土)、12月7日(土)、12月21日(土)、12月22日(日)、1月12日(日)はツルクラブの生徒たちによるツル羽数調査のため、午前9時まで利用調整エリアに立ち入ることができません。(赤字はツル羽数調査予備日)

利用調整実施期間中のツル観光の方法

まずは「ツル観察センター」へお越しください。
 ツル観察センターの場所はこちら  TEL 0996-85-5151

 

ツル観察センター駐車場で「入域料(越冬地環境保全協力金)」をスタッフにお支払いいただき、入域証のチケットを受領してください。

[入域料]
普通自動車以下 1日1台 1,000円
普通自動車以下 シーズン1台 3,000円
マイクロバス 1日1台 3,000円
大型バス 1日1台 5,000円
※「普通自動車以下」には、タクシー、二輪車、徒歩を含みます。

 

ツル観察センター受付で入域証のチケットをご提示いただきますと、ツル観察センターに無料で入館でき、双眼鏡や一眼レフカメラの貸出ができます。

 

ツルが多く見られるもう1つのエリア「東干拓」で観察する場合は、利用調整の目的や通行方法などのレクチャーを受講してください。(3分程度)

東干拓へは、自家用車または2人乗り電気自動車C+podで行くことができます。

 

東干拓に「ツル観察ハイド(野鳥観察舎)」をご用意しています。ツルを驚かさずに、ゆっくりと見学できます。

 

最後はツル観察センターで車両(タイヤ)の消毒をして終了です。

利用調整の目的

「出水ツルの越冬地」には、長年の保護活動により1万羽を超えるツルが越冬し、毎年たくさんの野鳥もやってきます。養鶏業が盛んなため防疫体制は徹底していますが、感染症がまん延すればツルの絶滅や養鶏業への被害をまねきかねません。また、野鳥観察を目的とした路上駐車などは通行の妨げとなり、ドライバー間のトラブルを引き起こす可能性もあります。このような課題を解決し、ツルと共生した新たな地域づくりを目指すため、2016年度から「ツルへの配慮」「住民と来訪者との共生」「鳥インフルエンザへの防疫体制の強化」の観点から、「出水ツルの越冬地」への入域ルートの指定などを行い、より積極的な保全・管理を目指す「越冬地利用調整」を実施しています。
皆様から徴収した入域料は、出水市ラムサール条約湿地保全・利活用計画に関わる事業に活用させていただきます。(例:ツル越冬地の環境保全、防疫体制の強化、傷病ツルの保護管理など)

利用調整パンフレット
利用調整パンフレット