ツルのまち童話大賞の受賞作品が決定しました

審査結果(一般の部)

◇応募総数
147編(31都道府県135名)

◆大賞

「大切をつなぐもの」 平山 美帆(愛知県)

◆優秀賞

「兄さんと鶴」 尾崎 順子(兵庫県)

「もしも宇宙にツルが飛んだら」 小野 光子(埼玉県)

◆佳作

「ツルのえにし」 秋野 三歩(鹿児島県)

「春のやくそく」 朝倉 まさ子(千葉県)

「とくべつなともだち」 七ツ樹 七香(熊本県)

審査結果(子どもの部)

◇応募総数
380編(市内小中学生380名)

◆大賞

「ハゴロモヅルのふくやさん」 藤川 隼羽(東出水小学校2年)

◆優秀賞

「伝説の英雄・鶴の神」 井町 紀翔(野田小学校6年)

「ツルとサギ」 近野 太郎(江内小学校2年)

「雪と豆」 宮内 優(米ノ津中学校3年)

「ずっと変わらない」 石神 優月(東出水小学校6年)

「真名とマナヅル」 薗畑 そら(切通小学校6年)

審査員

山本 省三氏 (児童文芸作家・日本児童文芸家協会理事長)
高橋 うらら氏(児童文芸作家・日本児童文芸家協会常務理事・大妻女子大学非常勤講師)
新井 悦子氏 (児童文芸作家・日本児童文芸家協会理事)
季巳 明代氏 (児童文芸作家・日本児童文芸家協会評議員)

審査員代表総評

日本一のツルの渡来地である出水市が、ラムサール条約の湿地自治体として認証を受けたのを記念し、募集したのが「ツルのまち童話大賞」です。

 

テーマは「人とツルとの共生」、「干拓地」などの自然環境。

なかなか難しい題材だけにどのような作品が集まるのか、少々不安でしたが、それを吹き飛ばすようなすばらしく読み応えのある童話が多数寄せられました。

一般の部で大賞を獲得した作品は、構成がみごとで詩情があり、さし絵がそえられればさらに輝きが増すことでしょう。子ども部の大賞は、明るくカラフルで楽しさに満ち満ちていました。

その他の入賞作も、民話風のものやファンタジー、SFなどジャンルが多岐にわたっており、ツルのごとく想像力の翼の広がりを感じとることができました。

このようにレベルの高い充実した童話賞になったことを大変うれしく思います。

 

日本児童文芸家協会理事長 山本省三

表彰式

◆日時 令和6年2月4日(日)午後1時30分~
 ※出水バードフェスタ2024「世界湿地の日シンポジウム」内で開催します。
◆会場 マルマエ音楽ホール出水
◆料金 無料・申込不要