湿地の生き物調査隊!~夏鳥散策~ を開催しました!

NPO法人くすの木自然館の浜本麦さんを講師とした全4回の講座「湿地の生き物調査隊!」

 

この講座は、たくさんのツルが越冬するツル観察センター周辺の湿地には夏場どんな生き物がいるのか、どんな利用のされ方をしているのかを楽しく調査し、豊かな湿地を未来に残すために自分たちには何ができるか一緒に考えることを目的にしています。

 

第2回は、8月26日(土)ツル観察センター周辺と荒崎橋近くの川で夏鳥の観察を行いました。

 

まずは双眼鏡の正しい使い方を勉強!

太陽と民家は絶対に双眼鏡で見てはいけないことを学びました。

 

そして、ツル観察センター前で夏鳥を観察!

冬であれば目の前にツルがたくさん来る田んぼですが、この日はスズメやアオサギ、ツバメ、ハマシギなどを見ることができました。

 

その後、荒崎橋近くの川の合流地点まで移動し、ミサゴやカワウ、カワセミといった、ツル観察センターで見られた鳥とは違う種を見ることができました。

 

川の合流地点は、山からの豊富な栄養分がたくさん運ばれ集まるため、魚や甲殻類、そして野鳥といった生き物が集まりやすくなります。

山の豊かさが川や海の生き物の豊かさにつながっているということがわかりました。

 

第3回は9月17日(日)、高尾野川河口の夜のプランクトン観察を行います。

生態系を支えているプランクトンが夜の川にはどれくらいいるのか、顕微鏡使って観察してみませんか。

申込み期限は9月10日(日)です。